日本型コミュニケーションは「察するコミュニケーション」です。
相手がどうしたいかをくみ取った上で、解決策を提案する、というところまでやるのが普通。
一方で、主に英語圏ではそうはいきません。「相手にはっきり伝えるコミュニケーション」が基本。
「問題がある」→「だから〇〇したい。又は〇〇してほしい」まで伝えきるということが基本です。
グローバル社会で活躍しようと思えば、小さいころから、自分から解決策や妥協案を提示するところまでコミュニケーションに含める練習が必要だと感じます。
例えばこんな風に。
「ママ、多い~」
「何が多いの?」
「ごはん。」
「じゃあどうしようか?」
「残しておいて、夜食べる。」
「わかった。じゃあお約束ね。」
私は日本の「察する文化」が大好きです。
でもグローバル社会で求められるコミュニケーションを考えた時、それは裏目に出ることもあるんですね。
「自分がどうしたいかを自分の口で言う」
ということは、「自分の意思をはっきり示す」ということです。
いつでもママにどうするか決めてもらえるわけじゃない。
自分でどうしたいかを口にさせることは、自立した子供を育てることにもつながります。
だから私は「お母さん、お茶~」と言われても決して動きません。(笑)
「お母さん、お茶がほしいから入れてください。」と言われて初めて、動くことにしています。
息子たちから見たら、かなりめんどくさい母親だと思いますけどね。(笑)