「英語絵本」を読んでみよう(赤ちゃん編)
英語の絵本を読んだことがありますか?英語育児の第一歩は英語絵本を読むことから。
「私にはハードルが高い!」なんて諦めないでください。
今回は英語絵本初心者のママも赤ちゃんと一緒に楽しむポイントと、それに沿ったおすすめ絵本を紹介します。
赤ちゃんから楽しむ「英語絵本」のポイント4つ
赤ちゃんが楽しめる英語絵本の選び方のポイントは以下の4つです。
- 目と耳で楽しめるもの
- なめても平気なもの
- スキンシップのきっかけになるもの
- ママがリフレッシュできるもの
1.目と耳で楽しめるもの
赤ちゃんの視覚と聴覚は生後3か月ごろからぐんぐん発達していきます。なんとなく色が認識できるようになるのも、ママがあやすと笑い出すのもこのころですよね。
そんな時期にはぜひ視覚と聴覚を刺激するような絵本を選びましょう。
例えば視覚に訴えるおすすめ絵本は、"Color Zoo" (by Lois Ehlert)
とてもカラフルで、絵もシンプル。〇や▲などの単純な形だけを使って動物が描かれているので、赤ちゃんも認識しやすいのではないかと思います。
聴覚に訴えるおすすめ絵本は”Peek-a WHO?" (by Nina Laden)
英語が苦手なママでも中一英語で十分読めます。なにより短い言葉の繰返しって赤ちゃんは好みます。WHO/MOOなど韻を踏んでいるのもとてもリズムが良くて、よいですよ。シリーズとして"Peek-a ZOO!"もおすすめです。
音がなる絵本でいうと、"I love music ---my first sound book" (SCHOLASTIC)もおすすめです。いろんな楽器の音が楽しめます。
2.なめても平気なもの
これは英語絵本に限らず、すべてのおもちゃに言えるかもしれませんが、「なめても平気」というのも重要ポイント。なんせ紙でできていますから、なめたり、破られたりしたら、ママはそのたびにストレス。。。
私も長男が3歳ぐらいまでは、ボードブックしか買わなかった記憶があります。ボードブックとは、厚紙でできた絵本。ある程度なめられても平気だし、破れることもありません。
もしAmazonで英語絵本を買う時は、「形式・仕様」をクリックして、必ず「ボードブック」を選択しましょう。「ペーパーバック」は薄い紙の本です。
3.スキンシップのきっかけになるもの
赤ちゃんに絵本を読む時は、なかなか反応がなく、手ごたえを感じにくいものです。
赤ちゃんが聞いてるのか、わかっているのか、楽しんでいるのか、わからなくてだんだんと絵本を読まなくなるケースも。
気持ちはすごくわかります。なんたって私がそうでしたから。(笑)
そこでおすすめなのが、スキンシップのきっかけになるような本。本は「親が読んで、子どもは聞くもの」と決めつけるのはやめて、「親子でスキンシップのきっかけとなる道具」と考えてみるのもいいかもしれません。
”HUG" (by Jez Alborough)が読みやすくておすすめです。英語が得意なママなら、”Time for a hug"(by Phillis Gershator, Mim Green 他)も。
HUGという言葉が出てくるたびに、いーっぱいギュウってしてあげましょう。
赤ちゃんの頃って、泣くと抱っこ、寝たと思って置いたらまた泣いて抱っこ、と、抱っこ地獄にうんざりすることもあると思います。
でも本来抱っこは愛しい行為。ママと赤ちゃんのコミュニケーションです。それを思い出させてくれるような絵本です。
この絵本がきっかけで、ママと赤ちゃんのふれあいと、笑顔が確実に増えますよ。
4.ママがリフレッシュできるもの
これ、意外と大事です。絵本は赤ちゃんのためだけにあるのではありません。ママのためでもあるのです!
私の経験からも強くおすすめします!実は第一子が生まれて数か月間、私はすごく精神不安定でした。ちょっとしたことで落ち込むし、神経質になっていることが多かったのです。今思えば産後うつみたいなことだったのかもしれませんが、当時私はどうやってリフレッシュしたらいいかもわかりませんでした。(子どもを産む前は、「買い物」「外食」「友達とおしゃべり」がリフレッシュ法。でも、産後すぐ友達が一人もいない大分に引っ越してきた私にとって、どれも赤ちゃんを抱えながら簡単にできることではありませんでした。)
そんな時に出会っていたらよかったなと思う絵本はこれ。
”Ten Little Fingers and Ten Little Toes”(by Mem Fox, Helen Oxenbury)
”I like Me!"(by Nancy Carlson)
今でも心が疲れている時に読むと泣けてきちゃう。
もちろん日本語の大人向けの小説を読むのもリフレッシュになりますが、(笑)子供と一緒に読むっていうのが絵本のいいところです。
この英語絵本は、お子さんの前で口に出して読むことで、ずっとずっと心に響きますよ。おすすめです。
もっともっとおうちで英語の絵本を楽しもう!1~3才児編はこちら、4~6才編はこちら
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